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歯列矯正のカウンセリングってどんなことを聞かれるの?聞いたほうがいいことも紹介します

 

歯列矯正治療を始めるときは、まず最初にカウンセリングを行います。カウンセリングは、治療を進めるうえでとても重要なものです。カウンセリングで「何を聞かれるのか」、「何を質問すればいいのか」と不安に思われている方も多いことでしょう。

そこで本記事では、カウンセリングの大まかな流れから、よく聞かれる質問、逆に歯科医師に聞いたほうが良い質問などを紹介していきます。

 

 

歯列矯正のカウンセリングとは?

最初に行う歯列矯正のカウンセリングは、患者が感じている不安や疑問点を事前に確認し、治療内容について理解してもらう目的があります。
患者は歯並びの状態から、患者に合った治療方法、概算費用や治療期間などについて提案を受けます。

カウンセリングは相談だけでもいいの?

歯科矯正に関するカウンセリングは、相談だけでも問題ありません。患者が治療方法に納得し安心して治療を受けてもらえるように、矯正治療に関する情報を提案するものです。

患者の中には「カウンセリングを受けると必ず契約しなければならない」と誤解されている方もいるかもしれません。しかし、必ず契約する必要はなく、複数の歯科医院でカウンセリングを受けて、比較検討される方もいます

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カウンセリングの流れ

次に、一般的な歯列矯正のカウンセリングの流れを解説していきます。

①問診表に記入

最初に、問診表に記入します。
氏名や生年月日、住所などの基本的な情報から、現在の健康状態・アレルギーの有無などを記入していただきます。基本情報の後の質問項目は、歯科医院によって異なります。カウンセリングをスムーズに行えるようにするためにも、質問事項にはできるだけ具体的に記入しましょう。

②歯の診察・レントゲン写真撮影

次に、現在の口腔内の状態を診察します。この時。虫歯がある場合は歯列矯正を行う前に治療する必要があります。
また、歯並びや骨格の状態の詳細を把握するために、レントゲン写真を撮影したり、噛み合わせのチェックをしたりします。

③カウンセリング

歯の診察結果とレントゲン写真を用いて、矯正治療の内容や治療のメリット・デメリットなどについて歯科医師が説明していきます。

④治療方針について説明

実際の矯正治療の具体的な治療方法や費用、治療期間などを説明します。
不安なこと・知っておきたいことは必ず確認しておきましょう。

⑤治療スタート

カウンセリングの内容や、治療方針、費用、治療期間などが自身の希望にあっている場合、実際に矯正治療を開始します。

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カウンセリングでよく聞かれる質問

カウンセリングの際には、前もってどのようなことを質問されるか準備し、伝えたい内容をまとめておけばカウンセリングもスムーズに進みます。カウンセリングでよく聞かれる質問を紹介します。

歯列の状態

患者の現在の歯列に関する状況や悩みを聞いていきます。
歯列によって困っていること・気になっていることなどがあれば、この時に詳しく説明できるようにしておくとよいでしょう。

希望の治療期間・開始時期

患者によって、希望する治療期間はさまざまです。いつから治療を始めていつまでに終わらせたいのかなど、治療期間や開始時期・終了時期について確認していきます。
もし、「結婚式までに終わらせたい」「就職活動までに終わらせたい」など終了時期が明確な場合は、その期日をはっきり伝えましょう。

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希望の治療方法

歯列矯正は大きく分けるとワイヤー矯正とマウスピース矯正の2つに分けられます。それぞれメリット・デメリットがありますが、きれいな歯並びを完成させるためには、その人に適した治療方法を選ぶことが重要です。

歯科医師はまず患者がどのような治療方法を希望しているのかを確認します。その結果、希望を考慮した治療方法が提案しやすくなり、お互いに納得した治療方法を選択できます。

希望予算

治療費は、自由診療(公的医療保険が適用されない)となるため高額になります。そのため、歯科医師も患者も慎重に検討する必要があります。
矯正治療の予算によっては治療方法が変わる場合もあるため、治療費の予算は質問されることが多いです。

カウンセリングで聞いたほうがいいこと

カウンセリングは、歯科医師が患者の情報をヒアリングするだけではありません。患者から歯科医師に質問して、疑問や不安を解消する機会でもあります。
カウンセリングで聞くべきことを確認しておきましょう。

治療をする前の質問

矯正治療を開始する前の一般的な質問事項を紹介していきます。

自分の歯の状態

歯並びの問題点や噛み合わせなど、自分の歯の状態を知っておくことが大切です。歯の状態によって、どのような矯正方法が適しているかが変わってきます。
正確に把握するためには、精密検査が必要になりますが、カウンセリングでもある程度知ることができます。

矯正種類

矯正治療にはワイヤー矯正やマウスピース矯正など、さまざまな方法があります。
たとえば、マウスピース矯正では20〜22時間以上装置を装着するという、自己管理をしなくてはいけなかったり、ワイヤー矯正では引っ付きやすい食べ物や固いお肉などを控えなければならなかったりと、治療法によって気を付けることが異なります。

治療期間

治療に必要な治療期間を確認しましょう。
希望の治療期間・開始時期が可能かも確認しましょう。

通院頻度

治療に必要な通院頻度について確認しましょう。
ただし、この時点では具体的な治療方法などが決定していないため、あくまでも目安です。正式に治療を受けることが決定したタイミングで、改めて確認しましょう。

治療にかかる費用

矯正治療にかかる費用には、精密検査料、矯正装置料、保定装置料、調整料などがあります。
これらの費用は、矯正開始時に一括で支払う必要がある場合もあれば、分割払いが可能な場合もあります。しましょう。
また、支払った後で追加料金が発生する可能性の有無も忘れないで確認しましょう。

リスク・トラブル

矯正治療で起こり得るリスクや、トラブルについても確認しておきましょう。
事前に情報を得ておくことで、治療中の不安を軽減できます。また、治療期間中に生じた疑問点なども、都度歯科医師に確認するようにしましょう。

抜歯の有無

矯正治療では、歯を並べるスペースを確保するため、抜歯が必要な場合があります。その場合は、なぜ抜歯が必要か、どの歯を抜歯するのか納得がいくまで聞きましょう。

親知らずの影響は?

矯正治療をするうえで、親知らずは必ず抜歯しなければならないというものではありませんが、その後の治療や治療後のリスクを考えると親知らずは抜歯することが多くなります。

矯正のメンテナンス方法

患者が使用する矯正装置のメンテナンス方法について確認しましょう。
矯正装置によってはメンテナンス方法が異なります。治療を始めてからご自身でメンテナンスができるようにメンテナンス方法について事前に確認しておきましょう。

治療をした後の質問

最後に、矯正治療を開始後の一般的な質問事項を紹介します。

食事での注意点

摂取を控えるべき食べものや飲みものがあるかどうか、喫煙、飲酒の可否について確認しておきましょう。

趣味・スポーツでの注意点

楽器を演奏をする、スポーツをしている方は、歯列矯正をすることで何か影響があるかどうかを確認しましょう。
矯正医療において基本的には制限はありませんが、不安なことがある場合は歯科医師に確認しましょう。また、矯正装置の破損や、顔面への外傷には注意が必要です。

食いしばりや歯ぎしりの影響

無意識に行ってしまう食いしばりや歯ぎしりによる影響についても確認しましょう。
マウスピース矯正の場合、食いしばりや歯ぎしりによって矯正装置が破損してしまうおそれがあります。そのため、これらの癖がある方は歯科医師に相談しましょう。食いしばり・歯ぎしりをしてしまう時間が長い場合、治療方法を変更する場合もあります。

カウンセリングは大切な機会

カウンセリングは歯科矯正に対する疑問や不安を解消することを目的とし、矯正治療で後悔しないための大切な機会となっています。
最終的には、患者が矯正治療を行うかどうかを判断することになり、歯科矯正で後悔しないためにも、受診する歯科医院は疑問や不安を解消し納得してから契約しましょう。

矯正治療を考えられている方は、一度、船堀の矯正歯科・船堀ガーデン歯科 矯正歯科でカウンセリングを受けられてみてはいかがでしょうか。


この記事を監修した人

監修者の写真

船堀ガーデン歯科 矯正歯科 院長

三宅 雄一郎
(みやけ ゆういちろう)

東京医科歯科大学歯学部歯学科を卒業。ワタナベ歯科医院へ6年間勤務医として数多くの症例に携わり、歯科治療技術を研鑽。2020年5月、「船堀ガーデン歯科 矯正歯科」を開院。
一般歯科だけではなく、矯正歯科治療にも力を入れており、2022年にはインビザライン社から功績を認められ、インビザラインGo ゴールドプロバイダーを受賞。地域に密着し、「見てわかる」をモットーに丁寧でわかりやすい治療を提供している。