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1回のホワイトニングで得られる効果と歯の白さを維持するコツ

ホワイトニングを検討されている方に向けて、1回のホワイトニングで期待できる効果について解説します。
「ホワイトニングをしたいけれど1回で白くなる?」「何回か通わなければいけない?」と不安で、施術に踏み切れない方は多いものです。費用のこともありますし、どれくらいで満足できる白さになるのか事前に知っておきたいことでしょう。

そこで今回の記事では、1回のホワイトニングで期待できる効果についてご紹介します。また白さを維持するコツや、効果を長持ちさせるためのポイントについても解説しますのでぜひ参考にしてください。

ホワイトニング1回で歯を白くすることはできるのか

1回のホワイトニングで歯が十分に白くなる場合もあります。ただし、歯の質や状態によって異なるため、必ずしも白くなるとは限りません。「歯のトーンが明るくなった」と感じられる可能性は高いでしょう。
また人によって求める白さは違います。ナチュラルな白さにしたいと思われているようであれば、1回のホワイトニングで満足できるかもしれません。しかし真っ白にしたいなら何回か繰り返す必要があります。
そのため1回でも歯のトーンは明るくなりますが、求める白さになると断言できないのが事実です。

1回のホワイトニングで感じた効果の持続期間

1回のホワイトニングで感じられる効果の持続は、ホワイトニングの種類により変わります。

【効果の持続期間】

・オフィスホワイトニング:約6ヶ月

・ホームホワイトニング:約1年

・デュアルホワイトニング:約1~2年

オフィスホワイトニングは1回で効果が見られやすいものの、持続期間が短い傾向です。反対にホームホワイトニングは即効性はないものの、持続期間が長くなります。
デュアルホワイトニングは持続期間が長く、1~2年ほど白さが続く場合も珍しくないでしょう。

ホワイトニングで歯が白くなるメカニズム

1回のホワイトニングで得られる効果は、そのメカニズムによって異なります。それぞれのホワイトニング方法について理解しておくことが大切です。

ホワイトニングの種類

ホワイトニングの種類として代表的なのは、「オフィスホワイトニング」「ホームホワイトニング」「デュアルホワイトニング」。3種類のホワイトニングのメカニズムをご紹介します。

1.オフィスホワイトニング

オフィスホワイトニングは、クリニックで薬剤を塗布したうえ、光を照射して歯を白くする仕組みです。
歯科医師または歯科衛生士が、過酸化水素や過酸化尿素を含む薬剤を歯の表面に塗布します。次に、塗布面にブルーライトを照射すると、薬剤と光の作用で歯の表面が漂白されます。
以上のように、薬剤と光を用いて、歯を漂白するのがオフィスホワイトニングです。

2.ホームホワイトニング

ホームホワイトニングとは、クリニックで製作されたマウスピースを使用し、薬剤を歯に塗布する方法です。
まずクリニックにて歯型を採取して、マウスピースをオーダーメイドで作ってもらいます。自宅にてマウスピースの中に薬剤を入れ、ご自身の歯に装着すると、薬剤が歯の表面に塗布されます。
薬剤によって歯が漂白されるのはオフィスホワイトニングと同じですが、低濃度の薬剤を用いるのが特徴です。

3.デュアルホワイトニング

デュアルホワイトニングは、クリニックと自宅の両方でホワイトニングを行う施術法です。1回目はオフィスホワイトニングで、2回目はホームホワイトニングとなります。
オフィスホワイトニングと同じく、1回目では濃度の高い薬剤と光を用いてホワイトニングを行います。2回目以降は自宅にて、マウスピースと低濃度薬剤を使ったご自身でのケアを実施。
クリニックと自宅の両方で施術を行うことで、相乗効果が期待できます。

1回で効果を実感できるホワイトニングはどれ?

1回で効果を実感しやすいホワイトニングは、クリニックで受けるオフィスホワイトニングです。
もともとオフィスホワイトニングは、3種類の施術法の中で最も即効性に優れています。歯科医師や歯科衛生士によって施術が行われるため、色ムラが起こりにくく、十分な効果を実感できることが多いでしょう。
できるだけ少ない回数で効果を実感したい場合は、オフィスホワイトニングがおすすめです。

1回のホワイトニングで効果が実感できないときに考えられること

1回のホワイトニングで効果が実感できない場合、3つの理由が考えられます。

1.年齢が高い

まずは年齢が高いことです。年齢を重ねると歯の表面にあるエナメル質が薄くなってきます。そして同時に、内側の象牙質が透けて見える傾向にあります。
つまり歯が黄ばんで見えるのは、表面の黄ばみではなくエナメル質が薄くなっているからかもしれません。もしエナメル質の薄さが黄ばみの原因であれば、歯の表面をホワイトニングしたとしても効果は低くなるでしょう。
一般的に年齢が高い方は、若年の方よりも施術の効果が現れにくいとされています。

2.歯の内部からの変色

歯の内部からの変色が見られる場合も、ホワイトニングの効果を実感しにくくなります。
歯の内部からの変色とは、象牙質にある着色のことです。虫歯などの治療を受けた部分、神経を失った部分などに見られることがあります。特に神経を除去する治療を行った場合、血液の循環が絶たれ、象牙質に変色してくることがあるでしょう。
ホワイトニングで表面を白くしても、内部の変色は変えられません。専門的な治療をしなければ、満足のいく結果が得られないことがあります。

3.生まれつきの歯の色調

中には生まれつきの歯の色調によって、歯が白くなりにくい人がいることも事実です。
生まれ持った歯の色には個人差があります。真っ白の人もいれば、少しくすんだ色の歯を持つ人もいるでしょう。
そのためもともと濃い色素の歯を持って生まれてきた人は、1回のホワイトニングでは十分な効果を感じられないかもしれません。特にグレーに近い色の歯を持つ人は、ホワイトニングの効果が現れにくい傾向です。
ホワイトニング効果の現れ方には、遺伝的な要素も影響することを知っておいてください。

ホワイトニングの効果を長持ちさせるポイント

最後にホワイトニング1回分の効果を長持ちさせるためのポイントをご紹介します。

ポイント①定期的にホワイトニングを受ける

まずは定期的にホワイトニングを受けることです。
ホワイトニングの効果が失われてきた頃にまた受けると、白さは1回目に施術を受けたばかりの頃に戻るでしょう。また1回目のホワイトニング効果が持続していた場合、さらに白くなるかもしれません。
定期的に施術を受けるようにしてください。

ポイント②クリニックでクリーニングを受ける

クリニックでのクリーニングも、ホワイトニングの効果を維持するために重要です。
歯には普段のブラッシングでは取り切れない着色汚れが残っているものですが、クリーニングでは残った歯垢とともに着色汚れも除去できるため、歯を白く保つためには定期的なクリーニングが欠かせません。

ポイント③着色しやすい飲食物を避ける

日常生活の中で、着色しやすい飲食物を避けるようにすると歯の白さをキープしやすくなります。
たとえばコーヒーや紅茶、赤ワインなどの飲み物、カレーやミートソース、ケチャップは着色しやすい飲食物の代表です。基本的に、見た目に色が濃いものは歯への着色を引き起こすリスクがあります。
着色しやすい飲食物はできるだけ控えることが大切です。

ホワイトニングは1回で効果が現れることも

いかがでしたでしょうか?この記事を読んでいただくことで、ホワイトニングを1回受けたときの効果についてご理解いただけたと思います。
1回の施術でも効果を実感できることがありますが、歯の質や状態によっては白くなりにくい場合もあります。

1回のホワイトニングで白くなるか不安な方は、船堀ガーデン歯科・矯正歯科へお気軽にご相談ください。当院ではカウンセリングを重視し、不安を解消したうえで安心して施術を受けていただけます。

この記事を監修した人

監修者の写真

船堀ガーデン歯科 矯正歯科 院長

三宅 雄一郎
(みやけ ゆういちろう)

東京医科歯科大学歯学部歯学科を卒業。ワタナベ歯科医院へ6年間勤務医として数多くの症例に携わり、歯科治療技術を研鑽。2020年5月、「船堀ガーデン歯科 矯正歯科」を開院。
一般歯科だけではなく、矯正歯科治療にも力を入れており、2022年にはインビザライン社から功績を認められ、インビザラインGo ゴールドプロバイダーを受賞。地域に密着し、「見てわかる」をモットーに丁寧でわかりやすい治療を提供している。