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ホワイトニングの持続期間と持続期間を伸ばす5つのコツ

「ホワイトニングの効果ってどれくらい持続するの?」「持続期間を伸ばすにはどうすればよいの?」などの疑問を抱いていませんか。白い歯をできるだけ長く維持したいと考える方は多いでしょう。最初に結論を示すと、ホワイトニングの種類によって、持続期間の目安が異なります。また、ライフスタイルなどからも影響を受けます。

本記事では、ホワイトニングの種類ごとの持続期間の目安と、白い歯を維持するコツを解説します。きれいな歯を維持したい方は参考にしてください。

ホワイトニングの効果はどのくらいで実感できる?

変化が現れはじめるタイミングは、ホワイトニングの種類で異なります。

種類ごとの目安は以下の通りです。

種類 タイミング
オフィスホワイトニング 1回~3回程度
ホームホワイトニング 2週間~4週間程度
デュアルホワイトニング 1回~3回程度

 

オフィスホワイトニングは歯科医院で歯科医師などの専門家が行う施術、ホームホワイトニングはマウスピースと専用の薬剤を使って自宅で行う施術、デュアルホワイトニングはオフィスホワイトニングの次にホームホワイトニングを受ける施術です。

関連記事:ホワイトニングは毎日やるべき?理想の頻度と気をつけたいポイント

ホワイトニングの効果を実感できない歯の特徴

歯の状態によっては、ホワイトニングを行っても変化を実感できないことがあります。注意したい歯の状態は以下の通りです。

特徴①抗生物質の影響で色が変わっている

子どもの頃にテトラサイクリン系抗生物質を大量に摂取した影響で、歯が変色している場合はホワイトニングを受けても、効果を実感しにくい可能性があります。テトラサイクリン系抗生物質は、シロップタイプの風邪薬などに用いられていました。変色の特徴は、歯に縞模様が現れたり、歯がグレーになったりすることです。変色の段階は、大きく4段階に分類されます。改善策として、デュアルホワイトニングやラミネートベニア(歯の表面にセラミックのチップを貼り付ける)などが行われています。

特徴②神経を失っている

虫歯治療で神経を抜いた歯も、ホワイトニングの効果が現れにくいと考えられます。変性物質が沈着し、歯の内側から茶色や黒に変色するためです。変色の主な原因は、神経とともに血管が取り除かれることです。歯の代謝がなくなるため、変生物が沈着し、色が変わると考えられているのです。改善策として、変色した歯を削ってクラウンを被せる治療、変色した歯の中にホワイトニングの薬剤を入れる治療(ウォーキングブリーチ)などが行われています。

特徴③詰め物・かぶせ物をしている

詰め物・被せものをしている歯は、ホワイトニングの効果を期待できません。人工歯をホワイトニングで白くすることはできないためです。ホワイトニングで白くできるのは、天然歯のみです。したがって、人工歯と天然歯が並んでいる場合は、ホワイトニング後に人工歯の色が目立ってしまうことも考えられます。人工歯の色が気になる場合は、原則として作り直しが必要です。

関連記事:ホワイトニングの頻度はどのくらい?効果を得られる回数とは

【種類別】ホワイトニングの効果の持続期間

ホワイトニングの効果は永久的なものではありません。種類ごとの持続期間の目安を紹介します。

オフィスホワイトニングの場合

一般的な持続期間は、3カ月~6カ月程度と考えられています。オフィスホワイトニングは、専用の薬剤などを用いて歯科医院で受ける施術です。短期間(1回~3回の施術が目安)で効果を実感できる一方で、持続期間は他の種類に比べて長くありません。即効性を期待したい方に向いている種類といえます。白い歯を維持したい場合は、定期的に施術を受けるとよいでしょう。適切な頻度は、希望する歯の白さによって異なります。

ホームホワイトニングの場合

一般的な持続期間は、6カ月~12カ月程度と考えられています。ホームホワイトニングは、歯科医院で指導を受けてから、専用の薬剤とマウスピースを用いて自宅で行う施術です。薬剤とマウスピースは、原則として歯科医院で購入します。効果を実感するまで時間(2週間~4週間程度)を要しますが、持続期間はオフィスホワイトニングより長いといえます。専用の薬剤が歯の内側まで浸透するためです。具体的な持続期間は、ライフスタイルからも影響を受けます。着色しやすい食べ物や飲み物を控えることで、白さを長く維持しやすくなるでしょう。

デュアルホワイトニングの場合

一般的な持続期間は、12カ月~24カ月程度と考えられています。オフィスホワイトニングを施術した後に、ホームホワイトニングを行うことで、即効性と持続性の両方を兼ね備えた方法です。歯を早く白くしたい方や、色戻りを抑えたい方に適しています。また、自宅でのケアにより、通院回数を減らせるといったメリットもあります。ただし、2つの方法を組み合わせるため、他の種類より費用は割高です。

セルフホワイトニングの場合

一般的な持続期間の目安は、1カ月程度と考えられています。セルフホワイトニングに明確な定義はありませんが、ここでは専門店でスタッフの指示を受けながら自分で行う施術と定義します。主な特徴は、歯科医院で用いる専用の薬剤(ホワイトニング剤)を使用できないことです。したがって、歯そのものを白くすることはできません。汚れや着色を落とせるのみです。同様の理由で、持続期間も短めです。ホワイトニングを手軽に試したい方に適した方法です。

関連記事:種類別に見るホワイトニングの値段の相場を詳しく解説!

再度ホワイトニングを受けるタイミング

白い歯を維持したい場合は、定期的な施術が必要です。

施術を受ける適切なタイミングは、ホワイトニングの種類によって異なります。

種類 施術のタイミング
オフィスホワイトニング 3~6カ月に1回
ホームホワイトニング 1週間に1回
デュアルホワイトニング オフィスホワイトニング:3~6カ月に1回 ホームホワイトニング:1週間に1回
セルフホワイトニング 1週間に1回

 

具体的な施術のタイミングは、元の歯の状態や希望する白さによって変わります。

歯科医師と相談しながら、メンテナンスを行っていくことが大切です。

関連記事:ホワイトニングで後悔することはある?起こりうるリスクとは

ホワイトニング後の白い歯をキープするコツ

ホワイトニングの持続期間は、ライフスタイルの影響も受けます。ここでは、施術後に意識したいポイントを紹介します。

コツ①使用する歯磨き粉を見直す

歯磨き粉を見直すことで、白い歯を維持しやすくなります。歯磨き粉には、汚れを付きにくくする成分が含まれているものもあるからです。一例として、分割ポリリン酸があげられます。この成分には、汚れを落とす働きも期待できます。継続的に使用することで、持続期間が長くなることも考えられるでしょう。ただし、歯磨き粉に歯を漂白する効果は期待できません。着色や汚れの付着を防ぐセルフケアといえます。

コツ②歯に色が移りやすい飲食物を控える

ホワイトニング直後は、普段よりも歯の着色に注意が必要です。歯の表面を覆っている膜が一時的に剥がれるため、簡単に着色する恐れがあります。気をつけたい食べ物、飲み物は以下の通りです。

【着色しやすい食べ物、飲み物】

・カレー

・醤油

・ソース

・チョコレート

・赤ワイン

・お茶

・コーヒー

・紅茶

・ブルーベリー

また、これらの摂り過ぎも、着色のリスクを高めます。食べた後にうがいをしたり、飲み物をストローで飲んだりすると着色を抑えられます。

コツ③こまめに歯を磨く

こまめな歯磨きで、汚れや着色の原因を取り除くことも大切です。原因を取り除けば、色戻りしにくくなります。歯磨きを行う場合は、癖に注意が必要です。磨き方に癖があると、一生懸命、磨いているつもりでも、特定の場所に磨き残しが発生してしまいます。磨き方の癖は、歯科医院のブラッシング指導でチェックできます。指摘された点を意識しながら、歯磨きを行うとよいでしょう。何かしらの理由で歯磨きを行えない場合は、うがいだけでも構いません。SUNSTARが行った調査によると、歯科医療従事者の70.7%が飲食後の着色汚れケアとして「水ですすぐ」をあげています(歯磨きでブラッシングは68.6%)。

出典:SUNSTAR「<サンスター 歯の着色汚れに関する意識調査> 2人に1人が歯の着色汚れを気にしていた!? 生活者の8割が知らない、飲食後の着色汚れケアを審美歯科医が紹介 歯科医師・歯科衛生士が思う食後にしたほうがいお口ケア1位とは?

コツ④タバコを控える

禁煙も、ホワイトニングの効果を持続させるため取り組みたい対策です。タバコを吸うと、歯にタールが付着して黄色っぽくなってしまいます。また、タールは粘着性が高いため、汚れのもとになる食べかすなども集めてしまいます。これらの結果、ホワイトニングをした歯が汚くなってしまうのです。

コツ⑤クリニックでクリーニングを受ける

丁寧に歯を磨いているつもりでも、少しずつ汚れは蓄積します。セルフケアでは落としきれない汚れがあるのです。これらの汚れは、ホワイトニングの持続期間を短くする原因になりえます。歯をきれいな状態に保つため、歯科医院でクリーニングを定期的に受けましょう。適切な頻度はお口の状態で異なりますが、3カ月に1回程度のペースが目安です。定期的にクリーニングを受けることで、口腔トラブルを予防しやすくなります。

関連記事:ホワイトニング後に控えたい食事と白さをキープするポイント

メンテナンスに取り組んでホワイトニングの持続期間を延ばしましょう

ここでは、ホワイトニングの持続期間について解説しました。持続期間の目安は、オフィスホワイトニングが3カ月~6カ月、ホームホワイトニングが6カ月~12カ月、デュアルホワイトニングが12カ月~24カ月、セルフホワイトニングが1カ月です。具体的な持続期間は、ライフスタイルやメンテナンスからも影響を受けます。適切な指導を受けられる歯科医院を選ぶことが大切です。

当院では、特徴、効果、費用などを踏まえたうえで、患者様に合っているホワイトニングを行っています。口腔環境を安定させてから施術を行っている点がポイントです。健康的な白い歯を目指したい方は、船堀ガーデン歯科・矯正歯科のホワイトニングをご検討ください。

この記事を監修した人

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船堀ガーデン歯科 矯正歯科 院長

三宅 雄一郎
(みやけ ゆういちろう)

東京医科歯科大学歯学部歯学科を卒業。ワタナベ歯科医院へ6年間勤務医として数多くの症例に携わり、歯科治療技術を研鑽。2020年5月、「船堀ガーデン歯科 矯正歯科」を開院。
一般歯科だけではなく、矯正歯科治療にも力を入れており、2022年にはインビザライン社から功績を認められ、インビザラインGo ゴールドプロバイダーを受賞。地域に密着し、「見てわかる」をモットーに丁寧でわかりやすい治療を提供している。