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インビザラインが向いていない人とは?事前に知っておくべき判断基準

 

「インビザライン矯正を始めたいけれど、自分に本当に合っているのか不安・・・」

そんな悩みを抱えている方は少なくありません。

透明で目立たないマウスピース矯正として人気のインビザラインですが、実はすべての方に適しているわけではないのです。治療を始めてから「思っていたのと違う」と後悔しないためには、事前に自分が適応症例かどうかを知っておくことが大切です。

この記事では、インビザライン矯正が向いていない人の特徴や判断基準、そして代替治療法について、歯科医師の視点から詳しく解説します。矯正治療を成功させるために、ぜひ最後までご覧ください。

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インビザラインとは?基本的な特徴を理解する

インビザラインは、透明なマウスピース型の矯正装置を使用する治療法です。

従来のワイヤー矯正と異なり、目立ちにくく取り外しが可能という特徴があります。

透明で目立たない装置

インビザラインの最大の特徴は、透明で薄いマウスピースを使用することです。

装着していてもほとんど気づかれることがなく、接客業や営業職など人前に立つ機会が多い方にも適しています。従来のワイヤー矯正のように金属の装置が目立つことはありません。

取り外し可能で衛生的

食事や歯磨きの際には取り外すことができるため、普段通りの生活を送ることができます。

これにより、口腔内を清潔に保ちやすく、虫歯や歯周病のリスクを抑えられます。ただし、1日22時間以上の装着が必要であり、自己管理が求められる点には注意が必要です。

痛みや違和感が少ない

インビザラインは約7日から10日程度かけて歯を0.25mm程度動かします。

ワイヤー矯正と比べてゆっくりと歯を動かすため、痛みや違和感が少ないとされています。痛みに敏感な方や、矯正治療に不安を感じている方にとって、この特徴は大きなメリットとなります。

インビザラインが向いていない人の特徴

インビザラインは多くの方に適した治療法ですが、すべての症例に対応できるわけではありません。

ここでは、インビザラインが向いていない人の主な特徴について解説します。

重度の歯並びの乱れがある方

重度の叢生(歯が大きく重なっている状態)や、骨格的な問題を伴う出っ歯・受け口の場合、インビザラインだけでは十分な治療効果が得られないことがあります。

歯の移動量が大きい症例や、顎の骨格自体に問題がある場合には、ワイヤー矯正や外科的矯正治療が必要になる可能性が高いです。特に顎変形症と診断されるような骨格的な問題がある場合、マウスピース矯正では根本的な解決が難しいとされています。

自己管理が苦手な方

インビザラインは取り外しが可能な装置です。

そのため、1日22時間以上の装着を守れない方には向いていません。装着時間が不足すると、計画通りに歯が動かず、治療期間が延びたり、期待した効果が得られなかったりする可能性があります。

几帳面な性格で、日常的に健康管理に気を遣っている方には適していますが、装置の装着を忘れがちな方や、自己管理に自信がない方は、固定式のワイヤー矯正の方が確実な治療結果を得られるでしょう。

複雑な噛み合わせの問題がある方

重度の過蓋咬合(上下の歯が深く咬み合っている状態)や開咬(前歯が咬み合わない状態)など、複雑な噛み合わせの問題がある場合、インビザラインでは対応が難しいことがあります。

このような症例では、歯の垂直的なコントロールや、大きな歯の移動が必要になるため、ワイヤー矯正や部分的なワイヤー矯正との併用(ハイブリッド矯正)が推奨されることがあります。

多くの被せ物や詰め物がある方

歯に多くの被せ物や詰め物がある場合、インビザラインのマウスピースがしっかりとフィットしないことがあります。

マウスピースは歯の表面に密着することで力を加えて歯を動かすため、被せ物が多い場合には十分な効果が得られない可能性があります。このような場合には、ワイヤー矯正の方が効果的な選択肢となることがあります。

歯周病が進行している方

歯周病が進行している場合、矯正治療を行う前に歯周病の治療が必要です。

歯を支える骨が弱っている状態で矯正治療を行うと、歯が動きすぎたり、歯周病がさらに悪化したりするリスクがあります。まずは歯周病の治療を優先し、口腔内の環境を整えてから矯正治療を開始することが重要です。

インビザラインとワイヤー矯正の比較

インビザラインとワイヤー矯正、それぞれにメリットとデメリットがあります。

自分に合った治療法を選ぶために、両者の違いを理解しておきましょう。

見た目の違い

インビザラインは透明なマウスピースを使用するため、装着していてもほとんど目立ちません。

一方、ワイヤー矯正は金属製のブラケットとワイヤーを使用するため、口を開くたびに装置が見えてしまいます。審美性を重視する方には、インビザラインが適しているといえるでしょう。

適応症例の範囲

ワイヤー矯正は、軽度から重度まで幅広い症例に対応できます。

特に重度の叢生や骨格的な問題を伴う症例では、ワイヤー矯正の方が確実な治療効果を得られることが多いです。インビザラインは軽度から中等度の歯列不正に適しており、複雑な症例では対応が難しい場合があります。

痛みと不快感

インビザラインは、ワイヤー矯正に比べて痛みや不快感が少ないとされています。

ワイヤー矯正では、装置が直接歯に力を加えるため、歯が引っ張られるような感覚があります。インビザラインはマウスピースによる圧迫感や違和感がありますが、数時間から数日で徐々に慣れていくことが多いです。

通院頻度と治療期間

インビザラインは約2か月に1回の通院で済むため、忙しい方にも続けやすいスケジュールです。

ワイヤー矯正は約1か月に1回の通院が必要となります。治療期間については、症例の複雑さによって異なりますが、一般的にはワイヤー矯正の方が短期間で治療を終えられることが多いとされています。

食事と歯磨きのしやすさ

インビザラインは食事や歯磨きの際に取り外すことができるため、普段通りの生活を送ることができます。

ワイヤー矯正は固定式のため、食べ物が装置に詰まりやすく、歯磨きにも時間がかかります。口腔内を清潔に保ちやすいという点では、インビザラインに大きなメリットがあるといえるでしょう。

インビザラインが向いているかどうかの判断基準

自分がインビザラインに適しているかどうかを判断するためには、いくつかのポイントを確認する必要があります。

歯並びの状態を確認する

軽度から中等度の叢生、軽い出っ歯やすきっ歯などは、インビザラインで十分に対応できる可能性が高いです。

しかし、歯が大きく重なっている場合や、骨格的な問題がある場合には、専門医による精密な診断が必要です。初回のカウンセリングで、3Dスキャナーを使った精密検査を受けることで、自分の歯並びがインビザラインに適しているかどうかを確認できます。

生活スタイルを考慮する

インビザラインは1日22時間以上の装着が必要です。

食事や歯磨きの時間を除いて、常に装着し続けることができるかどうかを考えてみましょう。また、定期的な通院が可能かどうかも重要なポイントです。仕事や学校のスケジュールと調整しながら、無理なく治療を続けられるかどうかを検討してください。

自己管理能力を見極める

インビザラインは取り外しが可能なため、装着を忘れてしまうリスクがあります。

自分で装着時間を管理し、マウスピースの洗浄や保管をきちんと行える方に適しています。几帳面な性格で、日常的に健康管理に気を遣っている方であれば、インビザラインの治療を成功させることができるでしょう。

専門医による診断を受ける

最終的な判断は、矯正歯科医による診断が不可欠です。

レントゲンやCTなどの精密検査を行い、歯並びだけでなく顎の骨格や噛み合わせの状態を総合的に評価することで、最適な治療法を提案してもらえます。インビザラインが適さない場合でも、ワイヤー矯正やハイブリッド矯正など、他の選択肢を検討することができます。

インビザラインが向いていない場合の代替治療法

インビザラインが適さないと診断された場合でも、理想的な歯並びを目指す方法はあります。

ワイヤー矯正

ワイヤー矯正は、幅広い症例に対応できる治療法です。

重度の叢生や骨格的な問題を伴う症例でも、確実な治療効果を得ることができます。最近では、白い装置や裏側矯正など、見た目を考慮した選択肢も増えています。装置が目立つというデメリットはありますが、治療の確実性を重視する方には適しています。

ハイブリッド矯正

ハイブリッド矯正は、インビザラインと部分的なワイヤー矯正を併用する方法です。

普段はマウスピースで目立たない治療を行い、動かしにくい歯や複雑な移動が必要な部分だけ短期間ワイヤーを使用します。目立ちにくさと治療の確実性を両立できるため、中等度の症例に適した選択肢といえるでしょう。

外科的矯正治療

骨格的な問題が原因で歯並びが乱れている場合、外科的矯正治療が必要になることがあります。

顎の骨を手術で修正し、歯科矯正を併用する治療法です。「顎変形症」と診断された場合は保険適用となるため、費用面での負担を軽減できます。治療期間は長くなりますが、骨格から改善することで、より確実な治療効果が期待できます。

セラミック治療

歯を削ってセラミック冠を被せることで、見た目の歯並びを改善する方法もあります。

短期間で審美性を高められるというメリットがありますが、健康な歯を大きく削る必要があるため、慎重な判断が求められます。特に八重歯が重度の場合、前歯6本を大きく削ることも考えられます。歯は一度削ると元には戻らないため、メリットとデメリットをよく理解してから選択することが大切です。

船堀ガーデン歯科・矯正歯科のマウスピース矯正

船堀ガーデン歯科・矯正歯科では、インビザライン矯正を中心としたマウスピース矯正を提供しています。

一般歯科との連携で安心

当院は矯正専門クリニックではなく、一般歯科・口腔外科を併設した総合歯科医院です。

矯正前の虫歯や歯周病の治療、矯正中のトラブル対応、抜歯などもすべて院内で完結できます。他院への紹介が不要なため、治療がスムーズで安心です。矯正治療を始める前に、口腔内の環境をしっかりと整えることができます。

成長期のお子さまにも対応

当院では、6歳から10歳ごろのお子さま向けのマウスピース矯正「インビザライン・ファースト」にも対応しています。

成長期の顎の発育に合わせて矯正を行うことで、永久歯がきれいに並ぶスペースを確保でき、将来の本格的な矯正を軽く済ませることが可能です。取り外しができるため、食事や歯みがきも今まで通り行えます。

丁寧なカウンセリングと精密検査

初回カウンセリングは無料で行っており、患者さまの希望や不安を丁寧にお伺いします。

3Dスキャナーで歯並びをデータ化し、治療後の歯並びをシミュレーションすることで、治療のゴールを視覚的に確認できます。患者さまと一緒に納得のいく治療方針を決定し、無理のない治療計画を立てていきます。

治療後の保定期間もサポート

矯正治療は、装置を外した後の保定期間がとても重要です。

当院では、整った歯並びを維持するため、約2年間の保定期間もしっかりサポートしています。万が一、装置の破損やトラブルが起きた場合でも、早めに相談できる体制が整っているため、安心して治療を続けられます。

まとめ:自分に合った矯正治療を選ぶために

インビザラインは、透明で目立たず、取り外しが可能という大きなメリットがあります。

しかし、重度の歯並びの乱れや骨格的な問題がある場合、自己管理が苦手な方には向いていないこともあります。自分がインビザラインに適しているかどうかを判断するためには、専門医による精密な診断が不可欠です。

矯正治療は、見た目の美しさだけでなく、噛み合わせや将来のお口の健康にもつながる大切な治療です。「矯正はハードルが高そう」と感じている方こそ、まずは相談から始めてみることで、不安が整理されていきます。

船堀ガーデン歯科・矯正歯科では、患者さま一人ひとりの症例や生活スタイルに合わせて、最適な矯正治療をご提案しています。初回カウンセリングは無料ですので、お気軽にご相談ください。

あなたの笑顔がもっと好きになる、そんな矯正治療を一緒に始めてみませんか?

著者情報

院長 三宅雄一郎

略歴

東京医科歯科大学歯学部歯学科卒

ワタナベ歯科医院勤務

-研修・経歴-

 立川相互病院(初期研修)→東京女子医科大学八千代医療センター(総合救急診療科 → 内視鏡科)

 その後、千葉県がんセンターなどで非常勤として消化器内視鏡診療に従事

資格・所属学会

日本顕微鏡学会

日本歯周病学会

東京SJCD レギューラーコース修了

インプラントベーシックコース – ノーベルバイオケア

インプラントベーシックコース – ストローマン

インプラントベーシックコース – アストラテック

この記事を監修した人

監修者の写真

船堀ガーデン歯科 矯正歯科 院長

三宅 雄一郎
(みやけ ゆういちろう)

東京医科歯科大学歯学部歯学科を卒業。ワタナベ歯科医院へ6年間勤務医として数多くの症例に携わり、歯科治療技術を研鑽。2020年5月、「船堀ガーデン歯科 矯正歯科」を開院。
一般歯科だけではなく、矯正歯科治療にも力を入れており、2022年にはインビザライン社から功績を認められ、インビザラインGo ゴールドプロバイダーを受賞。地域に密着し、「見てわかる」をモットーに丁寧でわかりやすい治療を提供している。