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矯正でほうれい線が深くなることはある?口元バランスと原因・対策を解説

 

歯列矯正を検討する際、「矯正をするとほうれい線が深くなるのでは?」と不安に感じる方がいらっしゃいます。

SNSやインターネット上で見かける情報に、心配になってしまうこともあるでしょう。

結論からお伝えすると、歯列矯正によってほうれい線が直接的に深くなることは、基本的にありません。

ただし、歯並びの状態や治療内容によっては、口元の変化に伴ってほうれい線の見え方が変わることがあります。

本記事では、矯正治療とほうれい線の関係、ほうれい線ができる本当の原因、そして矯正中にできるセルフケアまで、歯科医師の視点から詳しく解説します。

ほうれい線とは何か?その正体を知る

ほうれい線は、鼻の両脇から口角の外側に向かって伸びる線のことです。

医学的には「鼻唇溝(びしんこう)」と呼ばれ、実は**シワではなく、頬と口元の境界線**を示すものです。

若い頃は肌にハリや弾力があるため、ほうれい線はそれほど目立ちません。しかし、年齢を重ねるにつれて皮膚がたるみ、この境界線が深く刻まれるようになります。

ほうれい線が目立つと、実年齢よりも老けた印象を与えてしまうため、多くの方が気にされる部分です。

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ほうれい線が深くなる3つの主な原因

ほうれい線が深くなる原因は、主に**口周りの皮膚の状態の変化**にあります。

  1. コラーゲンとエラスチンの劣化・減少

コラーゲンとエラスチンは、肌の弾力を保つために欠かせない成分です。これらが劣化・減少すると、真皮部分が緩み、肌表面にたるみとなって現れます。

  1. 脂肪組織の構造の劣化

脂肪組織も肌のハリに深く関わっています。太ったり痩せたりを繰り返すことで構造的に変化し、シワやたるみに影響を与えます。

  1. 表情筋の萎縮

表情筋は、顔のさまざまな箇所を動かす筋肉で、皮膚のすぐ下に位置して顔全体を内部から支えています。表情筋が衰えることで顔全体の皮膚が下がり、ほうれい線が目立ちやすくなります。

このように、ほうれい線が濃くなったり薄くなったりするのは、**顔の皮膚の変化**によるものです。

歯列矯正でほうれい線が深くなることは基本的にない

歯列矯正は、あくまでも「口の中」に対してアプローチを行う治療です。

皮膚の状態そのものを変化させることはないため、ほうれい線に大きく影響を与えるとは考えにくいのです。

ただし、歯や口の状態、また矯正の治療方法によっては、口元の変化に伴ってほうれい線の見え方に影響が出る場合があります。

治療前にしっかりと理解しておくことが大切です。

ほうれい線に影響が出る可能性があるケース①:出っ歯の治療

前歯が前方に出ている「出っ歯」の方は、鼻の下の皮膚が張っている状態です。

歯列矯正によって前歯を本来の位置まで引っ込めると、出っ歯の時の「張り」がなくなることで、鼻の下の皮膚が若干余った状態になります。

その結果、頬と鼻の下の境界線であるほうれい線が目立ってしまい、「濃くなった」と見える場合があります。

実際には、「濃くなった」というよりも、突き出した前歯によって目立たなくなっていたほうれい線が「本来の自然な状態に戻った」と表現する方が正確です。

ほうれい線に影響が出る可能性があるケース②:八重歯の治療

八重歯があると、顔周りの表情筋がうまく働かずに皮膚の表面が固まり、ほうれい線が濃くなることがあります。

噛み合わせが悪いことで顔全体の筋肉にも影響を及ぼし、顔全体のハリを失う可能性があります。

また、八重歯が正しい位置に整えられたことで、八重歯で引っ張られていた皮膚が元の位置に戻り、ほうれい線が目立つようになったと感じることもあります。

ほうれい線に影響が出る可能性があるケース③:抜歯を伴う治療

歯列矯正の治療で抜歯をすることによって、ほうれい線が目立つケースがあります。

理由は、歯を抜くことにより口元が内側に後退するためです。

しかし、必ずしも抜歯をしたからといってほうれい線が濃くなるわけではありません。

治療前に横顔の状態をきちんと分析し、適正な状態に持ってくるようにすれば起こることはないでしょう。

歯列矯正でほうれい線が薄くなることもある

逆に、歯列矯正をしてほうれい線が薄くなることはあるのでしょうか?

前述の通り、矯正治療はお口の中の治療なので、直接皮膚に影響を与えるということはまずありません。

ただし、歯並びやかみ合わせが改善することで、以下のような効果が期待できます。

表情筋が正しく使われるようになる

かみ合わせや歯並びを整えたことで、それまで使われていなかった筋肉が正しく使われるようになります。

その結果、ほうれい線の目立ちにくさにつながることがあります。

左右のバランスが良くなる

かみ合わせの悪さから片側の歯だけで物をかむ癖などがあった場合、左右どちらかのほうれい線が目立ってしまっているケースがあります。

矯正治療により左右差がなくなると、そのような癖がなくなって両方の咀嚼筋がバランスよく使われるようになり、ほうれい線が目立たなくなることがあります。

口呼吸が鼻呼吸に変わる

歯が重なって生えていたり出っ歯気味になってしまったりしている場合は、口を閉じるのに力が必要になります。

口を閉じられないと口呼吸になり、口内の乾燥や口周りの筋力低下、顔のたるみなどが起こり、ほうれい線ができやすくなってしまいます。

矯正治療によって歯並びが整うと、自然に口が閉じられるようになり、鼻呼吸に変わることで、ほうれい線が目立ちにくくなる可能性があります。

矯正中にできる「ほうれい線」のセルフケア方法

ほうれい線はマッサージやエクササイズで表情筋を鍛え、予防・改善することができます。

歯列矯正中でもできるセルフケアをご紹介します。

歯列矯正によってほうれい線が気になりだしたという方にも有効な対処法ですので、ぜひ参考にしてみてください。

顔周りの筋肉を鍛えるエクササイズ①

口を閉じた状態で舌を大きく回し、頬の内側(ほうれい線の裏側に当たる部分)や上下の歯茎をなぞります。

反対回りも同様に行います。

まずは10回ずつから始めて、慣れてきたら回数を増やしていきましょう。

舌と舌に連動する筋肉を鍛えることで、ほうれい線だけでなく二重顎の改善にもつながります。

顔周りの筋肉を鍛えるエクササイズ②

歯ブラシを横にして柄の中央部分を上下の歯でくわえるだけの簡単なエクササイズです。

口角を持ち上げることを意識しながらくわえるとより効果があります。

骨格マッサージ

グーにした手の第二関節部分を、頬骨のラインに沿って強めに押し当てていきます。

次に頬骨と顎の骨のくぼみに手を当ててクルクルと円を描くように回します。

最後に耳の下からデコルテにかけて指でマッサージし、血行を促進します。

骨格の位置を本来あるべき位置に戻すことで、たるみを解消することができます。

マッサージは入浴後など、筋肉が柔らかくなっているときに行ってください。

矯正治療でほうれい線に影響を与えないためのポイント

矯正治療を始める前に、ほうれい線への影響を最小限にするためのポイントを押さえておきましょう。

歯科医師とよくコミュニケーションをとる

歯科医師はかみ合わせや咀嚼機能、口元の印象などを中心に、顔全体のバランスを考えながら矯正治療のシミュレーションをします。

治療開始前にほうれい線への不安や希望する口元のイメージをしっかり伝えることが大切です。

当院では、初回カウンセリングを無料で行っており、治療前に費用・期間・装置の選択肢・メリット/注意点を分かりやすく説明し、疑問を解消してから治療に進める体制を整えています。

精密検査とシミュレーションを活用する

当院では、CT・セファロ・マイクロスコープを完備し、精密な診断を実施しています。

治療前に横顔の印象などを細かくシミュレーションすることで、ほうれい線への影響を事前に予測し、最適な治療計画を立てることができます。

表情筋を意識的に使う

矯正治療中は、装置の違和感から口元をあまり動かさなくなることがあります。

しかし、表情筋を使わないと筋力が低下し、ほうれい線が目立ちやすくなる可能性があります。

意識的に笑顔を作ったり、会話を楽しんだりすることで、表情筋を適度に使うようにしましょう。

船堀ガーデン歯科・矯正歯科の矯正治療の特徴

当院は、矯正歯科医が常駐する総合歯科医院として、インビザライン・ゴールドプロバイダー認定の実績を持っています。

年間症例数に応じて評価されるインビザラインのランクでゴールドプロバイダーに認定されており、抜歯を伴うケースや過去にうまく整わなかったケースなど、難症例にも適切に対応できる経験を有しています。

総合歯科体制でワンストップ対応

当院の特徴として、矯正歯科だけでなく、むし歯・詰め物・親知らず・予防・ホワイトニングなどの歯の悩みも同時に相談できる総合歯科体制を整えています。

総合歯科体制のため、むし歯治療や審美治療、インプラントも院内で並行可能であり、長期になりがちな矯正期間中のトラブルをワンストップでカバーできます。

矯正歯科医が常駐する安心体制

矯正歯科医が常駐しているため、予約が取りやすく、治療中の変化やお困りごとにも迅速に対応し、継続フォローがスムーズです。

年齢やお悩みに合わせて選べる矯正プラン

小児矯正では、成長に合わせて2段階でサポートする体制を取っており、第1期(6〜10歳)では顎の成長コントロール・癖の改善を行い、拡大床、プレオルソ、インビザライン・ファーストなどの装置を使用します。

成人矯正では、表側ワイヤー矯正、ハーフリンガル矯正、インビザライン(マウスピース矯正)の選択肢を提供しています。

インビザラインは0.5mmの透明トレーで快適・衛生的であり、食事と歯みがきは取り外しが可能です。

まとめ:矯正治療とほうれい線の関係を正しく理解しよう

歯列矯正によってほうれい線が直接的に深くなることは、基本的にありません。

ただし、出っ歯や八重歯の治療、抜歯を伴う治療など、口元の変化に伴ってほうれい線の見え方が変わることがあります。

ほうれい線が深くなる主な原因は、コラーゲンやエラスチンの劣化、脂肪組織の構造の劣化、表情筋の萎縮など、**皮膚の状態の変化**によるものです。

矯正治療中も、表情筋を鍛えるエクササイズや骨格マッサージなどのセルフケアを行うことで、ほうれい線を予防・改善することができます。

当院では、初回カウンセリングを無料で行っており、治療前に費用・期間・装置の選択肢・メリット/注意点を分かりやすく説明し、疑問を解消してから治療に進める体制を整えています。

矯正治療とほうれい線の関係について不安がある方は、ぜひ一度ご相談ください。

仕上がりは見た目+噛み合わせまで考慮し、将来を見据えた健康的な口元づくりを大切にしています。

目立たず、安心して歯並びを整えたい方へ。船堀ガーデン歯科・矯正歯科で、あなたに合った最適な矯正プランをご提案いたします。

 

著者情報

院長 三宅雄一郎

略歴

東京医科歯科大学歯学部歯学科卒

ワタナベ歯科医院勤務

-研修・経歴-

 立川相互病院(初期研修)→東京女子医科大学八千代医療センター(総合救急診療科 → 内視鏡科)

 その後、千葉県がんセンターなどで非常勤として消化器内視鏡診療に従事

資格・所属学会

日本顕微鏡学会

日本歯周病学会

東京SJCD レギューラーコース修了

インプラントベーシックコース – ノーベルバイオケア

インプラントベーシックコース – ストローマン

インプラントベーシックコース – アストラテック

この記事を監修した人

監修者の写真

船堀ガーデン歯科 矯正歯科 院長

三宅 雄一郎
(みやけ ゆういちろう)

東京医科歯科大学歯学部歯学科を卒業。ワタナベ歯科医院へ6年間勤務医として数多くの症例に携わり、歯科治療技術を研鑽。2020年5月、「船堀ガーデン歯科 矯正歯科」を開院。
一般歯科だけではなく、矯正歯科治療にも力を入れており、2022年にはインビザライン社から功績を認められ、インビザラインGo ゴールドプロバイダーを受賞。地域に密着し、「見てわかる」をモットーに丁寧でわかりやすい治療を提供している。