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マウスピース矯正で失敗しやすい人の特徴6つと後悔を防ぐ対策を徹底解説

 

マウスピース矯正で失敗してしまう人の特徴とは

「透明で目立たない」「痛みが少ない」といったメリットから、近年マウスピース矯正を選ぶ方が増えています。

しかし、治療を始めてから「思っていたのと違った」「こんなはずじゃなかった」と後悔する方がいるのも事実です。

マウスピース矯正は、適切な知識と準備があれば非常に効果的な治療法ですが、いくつかの注意点を理解しておかないと失敗につながる可能性があります。

この記事では、マウスピース矯正で失敗しやすい人の特徴と、後悔を防ぐための具体的な対策を詳しく解説します。

失敗しやすい人の特徴①:装着時間を守れない方

マウスピース矯正で最も重要なのが、**1日20〜22時間以上の装着時間を守ること**です。

食事や歯みがきの時間を除いて、ほぼ一日中装着し続ける必要があります。

「少しくらいなら大丈夫だろう」と外している時間が長くなると、歯が計画通りに動かず治療期間が延びてしまいます。最悪の場合、マウスピースが歯に合わなくなり、作り直しが必要になることもあります。

自己管理が苦手な方は要注意

マウスピース矯正は、患者さまご自身の協力が不可欠な治療法です。

外食の際に外したまま付け忘れたり、うっかり装着を怠ったりすることが続くと、治療効果が得られません。

忙しい社会人や学生の方で、スケジュール管理が苦手な方は特に注意が必要です。

装着時間を守るための工夫

スマートフォンのアラーム機能を活用して、装着時間をリマインドする方法が効果的です。

また、専用のケースを常に持ち歩き、外したマウスピースをすぐに保管できる環境を整えることも大切です。

失敗しやすい人の特徴②:毎日のケアを怠る方

マウスピース矯正では、**毎日のお手入れが非常に重要**です。

マウスピースを装着している間は、唾液による自浄作用が働きにくくなるため、手入れを怠ると装置の内側で細菌が繁殖しやすくなります。

これを放置すると、虫歯や歯周病のリスクが高まるだけでなく、マウスピースの黄ばみや口臭の原因にもつながります。

口腔内の衛生管理が面倒だと感じる方

飲食のたびにマウスピースを外し、歯を磨いてから再装着する必要があります。

友人との外食や会食の際には、人目を避けて化粧室などで着脱する必要があり、慣れるまでは少し手間だと感じることがあるかもしれません。

このような日常的なケアを「面倒だ」と感じてしまう方は、マウスピース矯正での失敗リスクが高まります。

清潔な口腔環境を保つコツ

マウスピースは毎日、専用の洗浄剤や中性洗剤で丁寧に洗浄しましょう。

また、食後は必ず歯を磨いてから装着することで、虫歯や歯周病のリスクを軽減できます。

外出先でも歯磨きができるよう、携帯用の歯ブラシセットを持ち歩くことをおすすめします。

失敗しやすい人の特徴③:適応範囲を理解していない方

マウスピース矯正は、すべての症例に適応できるわけではありません。

**重度の歯並びの乱れや骨格的な問題**を抱えている場合、マウスピース矯正だけでは十分な効果が得られない可能性があります。

具体的には、犬歯などの大きな歯が大きく回転しているケース、奥歯を大きく動かす必要がある症例、骨格そのものに原因がある出っ歯や受け口、抜歯を伴う重度の歯列不正、大人の開咬(前歯が噛み合わない状態)などは、マウスピース単独での改善が難しい傾向にあります。

自己判断で治療を始めるリスク

「マウスピース矯正は手軽」というイメージから、自分の症例がマウスピース矯正に適しているかどうかを十分に確認せずに治療を始めてしまう方がいます。

しかし、適応範囲外の症例に対してマウスピース矯正を行うと、理想の歯並びが得られず、結果的に後悔することになります。

場合によっては、ワイヤー矯正や外科的治療との併用が必要になることもあります。

事前の精密検査が重要

マウスピース矯正を始める前には、必ず専門的な知識を持つ歯科医師による精密検査を受けましょう。

3Dスキャナーや歯科用CTを用いた詳細な診断により、自分の歯並びがマウスピース矯正に適しているかどうかを正確に判断できます。

当院では、矯正歯科医が常駐しており、患者さま一人ひとりの症例に合わせて最適な治療法をご提案しています。

失敗しやすい人の特徴④:定期チェックを怠る方

マウスピース矯正では、**2か月に1回程度の定期チェック**が推奨されています。

この定期チェックを怠ると、歯の動きに問題が生じていても早期に発見できず、治療計画からずれてしまう可能性があります。

特に、噛み合わせの変化は自覚しづらいことも多いため、定期的に歯科医師のチェックを受けることが不可欠です。

通院が面倒だと感じる方

「マウスピース矯正は通院回数が少ない」というメリットがありますが、それでも定期的な通院は必要です。

仕事や学校が忙しく、通院を後回しにしてしまう方は、治療の進行状況を適切に管理できず、失敗につながる可能性があります。

違和感を感じたらすぐに相談

マウスピース装着中に違和感や痛みを感じた場合は、次の定期チェックを待たずにすぐに歯科医師に相談しましょう。

早期に対処することで、大きなトラブルを未然に防ぐことができます。

当院では、治療中の不安や疑問に対して、丁寧にサポートさせていただきます。

失敗しやすい人の特徴⑤:保定装置の装着を途中でやめる方

マウスピース矯正が終わった後も、**保定期間(約2年)**が必要です。

この期間中は、整った歯並びを維持するために保定装置(リテーナー)を装着します。

矯正治療後の歯は、まだ骨にしっかりと固定されておらず、何もしなければ元の位置に戻ろうとする性質があります。

後戻りのリスク

保定装置の装着を自己判断でやめてしまったり、指示された期間・時間を守らなかったりすると、歯は少しずつ動き出し、数ヶ月後には「あれ?」ということになりかねません。

せっかく時間とお金をかけて整えた歯並びが元に戻ってしまうのは、非常に残念なことです。

保定期間をしっかり守る

保定装置の装着時間や期間は、歯科医師の指示に従って必ず守りましょう。

最初は1日中装着し、徐々に装着時間を減らしていくのが一般的です。

保定期間中も定期的に歯科医院でチェックを受けることで、後戻りのリスクを最小限に抑えることができます。

失敗しやすい人の特徴⑥:費用や治療期間の説明を十分に理解していない方

マウスピース矯正を始める前に、**費用や治療期間について十分に理解しておくこと**が重要です。

治療の途中で予想外の追加費用が発生したり、治療期間が予定より大幅に延びたりすると、「こんなはずじゃなかった」と後悔することになります。

事前のカウンセリングが大切

当院では、初回カウンセリング(無料)で患者さまの希望や不安をお伺いし、治療方法・費用を丁寧に説明しています。

治療計画や費用のお見積りを事前に提示し、患者さまと一緒に納得のいく治療方針を決定します。

不明な点や不安なことがあれば、遠慮なくご質問ください。

追加費用が発生する可能性

歯の動きを微調整するための追加アライナー(マウスピース)や、治療後の保定装置など、追加費用が発生する場合があります。

事前にどのようなケースで追加費用が発生するのかを確認しておくことで、後悔を防ぐことができます。

後悔を防ぐための具体的な対策

ここまで、マウスピース矯正で失敗しやすい人の特徴を解説してきました。

では、後悔を防ぐためには具体的にどのような対策を取ればよいのでしょうか。

信頼できる歯科医院を選ぶ

マウスピース矯正の成功には、専門的な知識と経験を持つ歯科医師による適切な診断と治療計画が不可欠です。

当院では、矯正歯科医が常駐しており、患者さま一人ひとりの症例や生活スタイルに合わせて、目立たず快適に続けられる矯正治療をご提案しています。

また、一般歯科・口腔外科を併設した総合歯科医院のため、矯正前の虫歯・歯周病の治療、矯正中のトラブル対応、抜歯などもすべて院内で完結できます。

治療計画を十分に理解する

3Dスキャナーで歯並びをデータ化し、動き方をシミュレーションすることで、治療後のイメージを事前に確認できます。

治療計画や費用、治療期間について、納得できるまで歯科医師に質問しましょう。

自己管理を徹底する

装着時間を守り、毎日のケアを怠らないことが、マウスピース矯正成功の鍵です。

スマートフォンのアラーム機能やリマインダーアプリを活用して、装着時間を管理しましょう。

定期チェックを欠かさない

2か月に1回の定期チェックは、治療の進行状況を確認し、問題を早期に発見するために重要です。

忙しくても、定期チェックの予定は優先的に確保しましょう。

保定期間まで気を抜かない

矯正治療が終わっても、保定期間中は保定装置の装着を続けることが大切です。

歯科医師の指示に従い、後戻りを防ぎましょう。

まとめ:マウスピース矯正で後悔しないために

マウスピース矯正は、適切な知識と準備があれば非常に効果的な治療法です。

しかし、装着時間を守れない、毎日のケアを怠る、適応範囲を理解していない、定期チェックを怠る、保定装置の装着を途中でやめる、費用や治療期間の説明を十分に理解していない、といった特徴を持つ方は失敗のリスクが高まります。

後悔を防ぐためには、信頼できる歯科医院を選び、治療計画を十分に理解し、自己管理を徹底し、定期チェックを欠かさず、保定期間まで気を抜かないことが重要です。

当院では、透明で厚さ0.5mmのマウスピース型矯正装置「インビザライン」を使用し、お子さまから成人まで幅広く対応しています。通院は2か月に1回と負担が少なく、忙しい方でも続けやすいスケジュール設計です。

マウスピース矯正をご検討中の方は、ぜひ一度当院の無料カウンセリングにお越しください。患者さまの希望や不安をお伺いし、最適な治療プランをご提案いたします。

「自然に笑える自分」を取り戻すための第一歩を、私たちと一緒に踏み出しましょう。

著者情報

院長 三宅雄一郎

略歴

東京医科歯科大学歯学部歯学科卒

ワタナベ歯科医院勤務

-研修・経歴-

 立川相互病院(初期研修)→東京女子医科大学八千代医療センター(総合救急診療科 → 内視鏡科)

 その後、千葉県がんセンターなどで非常勤として消化器内視鏡診療に従事

資格・所属学会

日本顕微鏡学会

日本歯周病学会

東京SJCD レギューラーコース修了

インプラントベーシックコース – ノーベルバイオケア

インプラントベーシックコース – ストローマン

インプラントベーシックコース – アストラテック

この記事を監修した人

監修者の写真

船堀ガーデン歯科 矯正歯科 院長

三宅 雄一郎
(みやけ ゆういちろう)

東京医科歯科大学歯学部歯学科を卒業。ワタナベ歯科医院へ6年間勤務医として数多くの症例に携わり、歯科治療技術を研鑽。2020年5月、「船堀ガーデン歯科 矯正歯科」を開院。
一般歯科だけではなく、矯正歯科治療にも力を入れており、2022年にはインビザライン社から功績を認められ、インビザラインGo ゴールドプロバイダーを受賞。地域に密着し、「見てわかる」をモットーに丁寧でわかりやすい治療を提供している。